top of page

新しい産業革命による世界的な大転換期

(ファッションビジネス学会・ 大沼 淳会長 ビジネス学会ホームページより引用)

21世紀は、新しい産業革命による世界的な大転換期です。 科学技術の進歩とその産業社会への利用によって、IT革命が起こり、金融、流通、商品生産などに大きなインパクトを与え、ファッションビジネスの国際的な基盤整備が進行しています。

一方、経済のグローバル化と同時に、消費動向が経済を主導するようになり、そのウエイトの増大とともに、人々の欲求と感性に基づく消費活動が、産業社会や国際経済に大きな影響を与えるようになりました。

このため企業活動においても、商品化に関してマーケティングと研究開発が直結し、なかでも人々の感性に訴えるものが財としての価値を生み、文化がビジネスを形成するようになりました。すなわち、人間主導の高度文化経済社会の到来であります。

こうした状況のもとで、人間社会の快適さ実現への人文社会科学と自然科学の接近が求められ、学際、業際、国際化を踏まえた素材と商品の開発、そのための産・学および異業種間の知的交流などが必要になってきています。

ファッションビジネス学会は、こうした動向に関心をもつ人々の英知を結集して、新時代の大きな流れの方向を探り、その学問としての体系化について研究討議し啓蒙をはかる集団形成のために、世界で初めて設立されました。

本学会は、わが国のアパレル業界の代表団体である(社)日本アパレル産業協会、およびファッションビジネス関連産業・機関と学会が一体となって活動しております。

海外については、新世紀の希望の地域アジアに全世界の目が注がれていることを踏まえて、東洋・西洋文化の調和を標榜しつつ、韓国、台湾、中国、その他アジア諸国、および欧米との交流の輪を広げてまいります。•

多くの方々に本学会にご参加いただき、活発な活動を行っていただくことを望んでおります。



閲覧数:38回0件のコメント

最新記事

すべて表示

KPCaféの目指すところ

(ファッションビジネス学会ホームページ引用・転載) ファッションビジネス学会活動の展望 ファッションビジネス学会は1993年11月に発足、2002年9月、10年間にわたる研究活動が実って、日本学術会議の登録学術研究団体(家政学・経営工学)に認定されました。 この学会は通常の学会とは違い、具体的なファッションの問題をめぐって産業界と学界が協力しあい、ファッションビジネスを学問として体系的に研究す

【研究活動、運営とアウトプット】

変化するファッションビジネスは、ビジネス教育の研究活動やビジネス活動にも変化が求められ研究・活動においても変化に対応し,質的 な変化が求められます。 参加者の所属機関・企業、アントレプレナー・フリーランスや学生たちの各々のコンプライアンスを保ちながら、「業種の際」、「地域の際」、「世代の際」を越えた「教導・協働」で新しいファッションビジネスの醸成・創造のための機会と場つくりを目指します。 「

bottom of page