最近、ビジネス界では、「マーケティング4.0」「第4の消費の時代」「第四次産業革命」などマーケティングに関わる時代の変化を数字の4で表現する事例を多く見かけます。
モダンマーケティングの祖ともいわれているフィリップ.コトラーは、次代のマーケティングをマーケティング4.0と位置付け「自己実現=モノから心へ」と提唱しています。 また産業界は、ITがIOTに、そしてAI・ロボットご術が進化して生産・流通・小売・ロジスティックスなどの業種だけでなく全ての産業は、「インダストリー4.0(第四次産業)時代に向けて国を挙げて新しい体制作りに入っています。 消費の面でも三浦展氏(㈱カルチャースターズ)は、その著書「第四の消費・朝日新聞新書刊」で、これからの消費は、①個人志向から社会志向へ、②利己主義から利他主義へ、③私有主義からシェア志向へ、➃モノからサービス・モノから人へなどと消費の変化を予見しています。
それに加え、「2020年以降なくなる仕事」、「これから日本の仕事はどう変わるのか、10年後にも食えるのはどんな仕事なのか」などセンセーショナルな話題を耳にします。 一方、私たちの生命を支える医療の世界においても、「未来の医療技術が半端でない人間の想像を超える技術の進化に関するうれしい話題も数多く紹介されています。 また、家電のIOT化によって生活のスタイルの変化・進化が期待できそうな未来の生活シーンをよく目にします。 いずれにしろビジネス界も社会生活もこれまで経験のしたことのない【4】の時代が来ることは否定できません。 世界が、「モノの供給の時代の1.0の時代」から、消費者志向(Heart)の2.0の時代、「充足に至る価値主導の3.0の時代」を経て、「自己実現のための消費の時代の4.0の時代」に移行しつつあることは肌で感じられます。 今後も【5】の時代、【6】の時代・・・と限りない変化・進化を遂げ続けていくことでしょう。
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